三笠〜猿島(横須賀)

2002年5月3日(金)

軍艦仲間と横須賀の猿島に行く。

別に軍艦仲間と猿島に行くからと言う訳じゃないんですけど
猿島に渡る為の船の桟橋近くに、あの戦艦三笠が保存されているので
重量級機械物好きの私としては皆さんより一足先に行って軍艦見学。

やっぱり軍艦って格好いいですよねぇ。
機能美って言うんでしょうね。菊の御紋も決まってる。
でも、結構小さかったんですね。
デッキに上って舳先の方に行って、東郷平八郎はどの辺に立って
16点転舵(180度)ターンを指令したのだろうか?と、ちょっと、ドキドキしながら見学。

奇跡だかなんだか想像の域は超えられませんけど。
最強のバルチック艦隊を打ち負かした事は事実なのだぁ。
結果的に富国強兵の道に進むきっかけと言われてるけど、近代化が遅れたアジアが
しかもちっぽけな島国が頑張って、勝っちゃったんだから格好いいじゃあないの。

かつてアマチュア無線をやってた私にはこっちも興味あり。
無線機です。メカメカしい無線機ですなぁ。


敵艦が目の前にいる時ってどんな感じ感じなんだろうか。
なんか無防備すぎる感じがします。
右舷側の補助砲です。東郷ターンでバルチック艦隊に向けた側です(たぶん)。
そう言えば日本海海戦も5月ですね。



三笠の右舷側主機関の写真です。
残念ながら機関室は土砂で埋められてしまっているそうです。
これの本物が見たかった・・・出来れば動いてる所を(それは無理)。
発生させた蒸気を高圧用・中圧用・低圧用と径の異なるシリンダを
用いて動力を得ているそうです。三段拡張機関と言うそうです。
火力発電で言う所のコンバインドサイクルってのと同じかな?
レシプロとタービンの違いはあるけど。



そうそう、メインイベントは猿島。
猿島は江戸末期から要塞に使われていたらしいですけど、大東亜戦争の時に相当
力を入れて設備を作ったみたいです。
仲間はちゃいろさん・ミサキさん・おっこちさん。
上陸後、自販機でビールを買って飲みながら・・・さあ、出発。

坂が多くて結構疲れるのです。


これが、猿島名物「愛のトンネル」(名前が恥ずかしいよ)。
暗いのでカップルは手をつないで歩くラブラブトンネルらしい。


トンネルを抜けても道は地上より掘り下げられた所にあるので、ちょっと暗め。
さすが、要塞!
まさかビール片手に談笑しながら歩く観光地になろうとは当時の人は
考えてもみなかったでしょうね・・・たぶん。


カタツムリ発見。久しぶりに見たので撮影。
ここで、おっこちさんと寄生虫の話に花が咲く。
カタツムリの寄生虫は怖いらしい。


何故か古代住居跡。
弥生式土器や骨製品が発見されたらしい。
私としては住居と言うより何かの祭事の場所だったんじゃないのかな?
と思う次第。
ここは真っ暗です。まさか懐中電灯が必要になるとは思わなかった我々。
デジカメで洞窟の先を撮影してから、デジカメの液晶画面を確認しながら
先へ進むと言う探検手法を編み出す。
左上に写ってるのが、先行員のちゃいろさん。


なんだよ、せっかく猿島行ったのに砲台跡の写真が一枚もないじゃん。
まあ、そんなもんでさぁねぇ。


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