2日目(7月30日)
  千貫石キャンプ場 −<高速>→ 十和田湖(十和田ふるさとセンタ) → 青荷温泉 → 長寿温泉(黒石温泉郷) → 黒森山野営地
 文中の(61-E1)はツーリングマップル(昭文社)のページとエリア番号を示します。

東北自動車道を[小坂IC](97-C6)で降りて十和田大館樹海ラインを通ります。
小坂は大正初期まで日本最大の銅山で山は閉山しましたが輸送用の小坂鉄道は現在も貨物専用線(濃硫酸輸送)として運行しています。


発荷峠展望台(97-E4)から十和田湖を眺望します。4年前に来たときは天気が悪くて何も見えなかったので今回の景色には感動。
ここでニコニコした青年に十和田ふるさとセンタのチラシを渡されました。


「小坂町営十和田ふるさとセンタ」は発荷峠展望台から国道454号を北上して十和田プリンスホテル(97-E2)の少し先にあります。
ココは「天然ヒメマス定食」がお奨め料理、取れたてのヒメマスを目の前でホイル焼きにしてくれます。
私は今回「チャンチャン焼き定食」を食べたので次回はヒメマスを絶対食べる!
ここを切り盛りしている熊谷さんはとっても気さくなお母さんです。ぜひ話してみてください。地元の事、旅行の事と色々話してくれます。
チラシ配りの青年は熊谷さんの息子さんでした。私は1時間もここで雨宿りさせてもらいました。
ふるさとセンタから湖畔までは芝が植わっていて直火をしなければキャンプも無料でOKだそうです。


青荷温泉(102-C5)は十和田湖から国道102号を北上し虹の湖の中間地点(旧ダム跡付近)から細い道を6キロほど行った
所にあるランプの宿で有名な温泉です。
6キロの道は細く曲がりくねり一部未舗装部分も残されていますが約500mごとに白いペンキで書かれた標識はなかなか愉快
です。
露天風呂はちょうど掃除中で入れませんでしたが、ヒバの香りが漂う「」はのんびり入浴するには最適なお風呂でした。
窓を開けると小川のせせらぎ、小鳥のさえずりと共に涼しい風が入ってきます。
帰りは旅館のお土産屋さんを覗いてみてください。おもちゃ箱をひっくり返した様なお店ですが趣があります。


長寿温泉(102-A4)は国道102号をさらに北上した石黒温泉郷の昭和シェル石油SS裏手にある旅館兼共同浴場です。
浴場は関西風銭湯タイプで趣はありませんが、玄関ホールの奥に掛けられた写真は興味深いです。長寿温泉が日石の
販売店から始まり、温泉を掘って旅館を始めるまでの写真なのですが、日石販売店時代のレトロ給油タンク等が私的興味の的でした。
キャンプ場に荷物を置いて完璧なビール喉を作成するのにご利用ください(^^;


「黒石市営黒森山野営地」(102-B3)は長寿温泉から国道394号を少し八甲田山側に上った黒森山の中腹にあります。
管理棟にだれもいない時は途中にある「コーヒーの飲める浄仙寺」の喫茶店にいる住職に利用する旨を伝えます。
トイレ水場が完備されていますが電灯はありません。今晩も宿泊客は私一人。ブヨが多いので注意しましょう。
夜中に外に置いたゴミ袋をあさる気配で起こされました。寝ぼけながらもとっさに飛び起きて「わん!」と、大声をだしたら
小動物がピョンピョンと逃げて行きました。ウサギを見送りながら、とっさに出した声が「わん!」だった事に照れ笑い。
テントサイトは200円。
国道102号と394号の交差点にコンビニがあります。ココでビールと食料が調達できます。

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