3日目(7月31日)
黒森山野営地 −<高速>→ 青森 → むつ → 恐山温泉 → 大間温泉 → 奥薬研温泉(旅館跡地) → 薬研野営場
文中の(61-E1)は東北ツーリングマップル(昭文社)のページとエリア番号を示します。


下北での時間的な余裕を考えてちょっと贅沢ですが黒石ICから青森ICまで高速を利用しました。
山内丸山遺跡が見たい思いを我慢して下北に向かいます。
ここから4号線を東に行けば近道ですが交通量が多いので「みちのく道路」を選択しました。
大正解、気持ちの良い道路です。


さてここから「まさかり(下北半島)」の杖の部分を北上(279号線)するのですが薄曇りで凪いでいる陸奥湾は何か不気味さを感じさせます。
でも、ここにおいしい物が沢山住んでるんですよね。
279号線の横浜(110-E3)に「菜の花プラザ」と言うお店があります。ここの菜の花団子(250円)は美味しいです。


むつ市街に入って、国道279号と338号が交わる交差点を左折するとすぐに「むつ下北観光物産館(まさかりプラザ)」があります。
1階はお土産屋さんで2階は食堂になっていて地の物を使った1000円定食が7種類ほど用意されています。
どれも美味しそうなのですが、全部を賞味してみたいので海鮮丼(1200円)を注文。これはうまいっす。


むつ市街から県道4号を通って待望の恐山(113-B2))に到着。想像していた様子と大分違うのでちょっと幻滅しました。
確かに昔ここの地を初めて見た人は宇曽利山湖の青さ、荒涼とした恐山、そして強風に天国と地獄を見たのでしょう。
今ではただの観光地、しょうがないですよね、私も観光客だから(^^;。
しかしここには恐山温泉があるのです。入山料(大人500円)を払えば温泉も入れます。4カ所の浴場があって3カ所が一般に
解放されていますが、その中で一番はずれにある「花梁の湯」に入りました。


ここから薬研温泉までの道は細くて勾配がきつくカーブが多いので安全運転で行きます。
一度「国設薬研野営場」に荷物を置いて本州最北端大間崎に向かいます。
バイクから荷物を下ろすと旅行者と思われないので他のバイクとすれ違った時に挨拶をしてもらえないのでちょっと寂しいのですけどね。


大間崎(114-F2)は津軽海峡に浮かぶ弁天島の姿、海鳥の鳴き声が印象的なすばらしい所です。他の観光客までが何故か絵になって
見えました。残念ながら曇っていて北海道を見ることは出来ませんでしたが。
ここで、熊本からと滋賀から来たライダーと出会いました。滋賀から来た西口さんと旅行の話をしながら大間温泉に入浴しました。
こう言う出会いがあるのがバイク旅行の良いところですね。西口さんとはこの後おもしろい話があります。


さて、薬研温泉に戻ってテントを設営後ビール喉を作る為に薬研温泉に入浴。
奥薬研方面にバイクを転がすと、何も無い道路の端に2台のバイクを発見。道路から川側を見ると温泉旅館跡の浴場を
発見しました。ここでタダ風呂を頂いてキャンプ場に戻ります。


キャンプ場では岡山からワゴン車で来られた松本さんと「良い温泉」について長い時間話しました。
だれもいないキャンプ場で2晩過ごした欲求不満が爆発(^^;。


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